レスキューNo:55
性別:メス
生まれた年:2016年
名前の由来:
前の飼い主にはKalongと呼ばれていましたが、サバ州キナルト村で飼われていたことから、Kinaと改名しました。
保護背景:
飼い主によると、母グマが道路を横断しているときに怖くなってKinaを置いて逃げてしまったそうです。Kinaはまだ目の開いていない子グマでした。そのため飼い主はKinaを引き取り、一年以上違法飼育した後、2017年2月2日にサバ野生生物局に引き渡しました。BSBCCには2017年3月1日に到着しました。到着時の体重は12.85kgで、栄養失調の症状が見られました。不適切な餌を与えられていたことから、体に比べて頭が小さく、犬歯も小さい異常な発達をしていました。
特徴:
Kinaはエネルギッシュで遊ぶのが大好きです。ハンモックや丸太の上で仰向けになって寝そべったり、他のクマに水をかけたりするやんちゃな一面もあります。グループの中では優位性を示し、声を出して自分の餌を守ります。シュッとしたマズルと幅広でオレンジがかった胸のマークが特徴的です!