2025年1月18日 大妻中野中学校・高等学校で特別授業を行いました。
大妻中野では、身近な事柄や世界の問題を学び、自分たちにできるアクションを起こすという学年横断型の有志課題授業「フロンティア・プロジェクト」を実施しています。この授業を通じて、当法人理事の松林が以前大妻中野で授業を行ったことがきっかけとなり、昨年9月には、フロンティア・プロジェクトの学生たちが板橋区立熱帯環境植物館での講演を聴講してくださいました。
そこでマレーグマの現状を知った学生たちがBSBCCのために、自主的に中野駅周辺で募金活動を行なってくださり、その結果、18,000円の寄付金が集まりました。学生たちの行動力には本当に頭が下がります。
今回は、募金を受け取るセレモニーも兼ねて、ボルネオからの生中継を交えつつ、マレーグマの魅力やSDGsとの関わりについて授業を行いました。土曜日の有志授業にもかかわらず、中学1年生から高校2年生まで、約50名の学生が参加してくださいました。
担当の先生からは後日、生徒の感想を送っていただきました。多くの生徒が、マレーグマが直面している問題について考え、今後も行動を続けていきたいという思いを表現していました。
さらにフロンティア・プロジェクトの学生からは、もっと協力したいという申し出をいただきました。そのため今後も関係を継続し、ボランティアや募金活動を通じて、さらに保護活動に参加していただきたいと思います。
また本年度は、BSBCC Japanとしても講演の機会を設け、大妻中野中学校・高等学校の生徒たちのように、マレーグマのために行動を起こす人々を増やしていきたいと改めて感じた一日でした。

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