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ピタンがタビンへ移動します

1月5日、10月に保護した子グマのピタンが野生復帰を目指すため、タビン自然保護区へ移動しました🚙

タビンは野生のマレーグマが実際に生息している地域。
そこでBSBCCの管理の下3〜4年育ち、大人になったら同じ森にリリースします。今まではBSBCCの森で自立するまでリハビリを行なってきましたが、急に違う森にリリースするのはマレーグマにとって大きな環境変化となり、順応するのに時間がかかります。そのため、これは徐々にタビンの森に慣れさせよう、という2024年から始まったソフトリリースプロジェクトです。


BSBCCからタビン自然保護区へは車で約5時間の旅。ウォン博士、獣医師、そして飼育スタッフ1名が移動に同行し、早朝に出発しました。

10月に保護されてから約3ヶ月間、BSBCCでお母さん役を務めてくれた飼育スタッフとはお別れとなるので、最後までたっぷり遊んでもらいました🐻

クリスマスも、年末年始も、毎日朝8時から夜9時までミルクを与え続けてくれたお母さんたちに感謝です。
そしてタビンでは新しいお母さんスタッフたちが待っています☺️

遊ぶ時は思いっきり遊んで、休む時は目が半開きで爆睡するピタン。
これが野生復帰への第一歩です。

タビンで立派な大人に育つんだよ!行ってらっしゃい!
今後もピタンの様子はタビンから続報があり次第お届けいたします💪